予想を上回る回復ぶり。神戸のエースに思わず笑みがこぼれた。18日の練習後、関節鏡で手術した右ひざの抜糸を完了。この日は右足におもりをつけ、手術後初めて右ひざに負荷をかけたリハビリまでこなせた。かなりいい感じですよ。今は痛みもないですと大久保の手ごたえは十分だった。来週にもランニングなどグラウンドでのトレーニングを再開する方針だ。
主将の驚異的な回復は、松田監督にも朗報になった。大久保をはじめMFボッティら主力にケガ人が続出。頭を悩ませていた指揮官ももうひざを伸ばすのは問題ないと報告を受けていると、笑顔を浮かべた。3月8日のリーグ開幕戦では先発フル出場は困難だとしても、持ち前の勝負強さを生かせる場面で途中出場する手もある。手術直後は絶望的とも思われた開幕戦出場について、可能性が出てきたのは確かだ。
神戸のためだけではない。大久保は日本代表として3月26日のW杯アジア3次予選・バーレーン戦の出場を目指しており、早期復活して実戦に出れば調子を取り戻しやすくなる。常に日の丸の存在は頭にあり、東アジア選手権についても結果は気になりますねと話した。開幕戦は日本代表・岡田監督に、回復ぶりをアピールするチャンスの場にもなる。
20日は、完全非公開で練習試合を行うチームとは離れて治療に専念する。プールやバイクなど、毎日地道なリハビリが続くが、大久保は今後について全部、足の具合次第と慎重に話した。まずは、ケガの回復に全力投球だ。目の前の希望の光を確かなものにするため、着実に前へ進んでいくだめう。
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